ビックカメラは3日、同社のインターネットショッピングサイト「ビックカメラドットコム」に不正アクセスがあり、利用者のポイントが不正利用されたと発表した。
同社の会員ID・パスワードが外部流出したり、同サイトへ不正アクセスされたりした痕跡はなく、第三者が外部で不正に取得した他サイトの会員ID・パスワードを用いて行われたとみられる。
発覚時期は2016年2月末頃で、対象利用者は数十人。流出したとみられる情報は、氏名、住所、連絡先、メールアドレス、購入履歴で、クレジットカード情報は含まれない。同社は事件発覚後、対象の会員IDに利用制限措置を施し、会員へ連絡を取り始めているという。警察にも連絡しており、詳細は調査中とする。
同社は、利用者に対し「ご心配をお掛けしたことをお詫び申し上げます」と謝罪。専用の電話窓口を設けて対応する。また、他サイトと同じID・パスワードを使わないこと、「ビックカメラドットコム」のパスワードを定期的に変更することを呼びかけている。