アスクルとマネーフォワードはこのほど、オフィス向け、個人向けの各分野において新サービスを共同開発することを発表した。提供は夏頃開始予定。
アスクルは、オフィス用品通販「ASKUL」や、個人向けの日用品ネットショップ「LOHACO(ロハコ)」を運営する会社。一方マネーフォワードは、オフィス向けクラウドサービス「MFクラウドシリーズ」や、個人向け自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」を運営する会社。
両社ともオフィス向け、個人向けにサービスを提供しており、経営資源を活用して、顧客へ利便性の高い新たな付加価値を生むことを目指すという理念が一致したため、今回の業務提携が実現したという。
オフィス向けクラウドサービス
新サービスのひとつ「MFクラウド for ASKUL」は、マネーフォワードが提供するクラウドサービス「MFクラウドシリーズ」をベースに、国約1,400社のアスクルエージェントやカタログ等を通じ、顧客に適したクラウドサービスを案内する。コールセンター、対面などさまざまなチャネルの支援体制を構築し、国内400万超の中小企業のクラウド活用を支援する。
EC連動型家計簿サービス
もうひとつの新サービスは、マネーフォワードが提供する自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」をベースに、アスクルが提供する「LOHACO」の利用者に向けた便利な機能・情報を拡充したアプリケーション。「LOHACO」のタイムセールに関する情報やお得なクーポンの提供や、レシートをスマートフォンのカメラで撮影するだけで簡単に記録できるのが特徴だ。