帝国データバンクは3月1日、「東日本大震災関連倒産」に関する調査結果を発表した。調査期間は2011年3月~2016年2月の5年間。

震災関連倒産企業数、最多は東京都に

東日本大震災関連倒産は、震災発生から5年間累計で1,898件となった。震災発生からの経過年数別にみると「1年目」が650件で最多に 。次いで「2年目」が489件、「3年目」354件、「4年目」238件、「5年目」167件と年々減少している。

東日本大震災関連倒産

業種別件数を5年間累計でみると、417件で「サービス業」が最も多くなった。次いで「卸売業」(384件)、「製造業」(369件)。以降「建設業」(281件)、「小売業」(273件)だった。

業種別件数

都道府県別に5年間累計でみると、最多は「東京都」(446件)となった。次いで「宮城県」(170件)、「茨城県」(108件)。以降「静岡県」(101件)、「北海道」(95件)と続いた。