ビー・エム・ダブリューは2日、「MINI 3ドア」(2014年春発表)をベースとしたプレミアムスモールコンパクトの最新世代オープンモデルとなる新型「MINI コンバーチブル」の販売を開始した。
新型「MINI コンバーチブル」は、プレミアムスモールコンパクトにふさわしい先進技術として、視認性・操作性の高いナビゲーションシステム、歩行者検知機能付前車接近警告、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)、アクティブクルーズコントロール、ヘッドアップディスプレイなどを装備した。
エンジンは燃料消費を最小限に収めるべく、新開発の高効率ターボエンジンを全モデルに採用。可変バルブ制御システム、ダイレクトインジェクション、ターボチャージャーを組み合わせたMINIツインパワーターボテクノロジーの採用により、スムーズで力強い走りと低燃費を実現している。エアロダイナミクスの最適化と合わせ、1.5リットルエンジン搭載「MINIクーパー コンバーチブル」の燃料消費率は16.7km/リットル、2.0リットルエンジン搭載「MINIクーパー S コンバーチブル」は16.3km/リットルを実現した。
電動ソフトトップは時速30kmまで走行中に開閉可能。突然の天候の変化が生じた場合も、車両を停止させることなく開閉可能だ。スライディングルーフ機能も装備し、気軽に開放感を得ることもできる。従来の「MINI 3ドア」「MINI 5ドア」のルーフへ貼付可能であったユニオンジャック模様をソフトトップの生地に織り込むことも可能となった。
ハイパフォーマンスモデル「MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル」では、新開発の2リットル4気筒エンジンのパフォーマンスをMINI史上最強に高め、最高出力170kW(231PS)/5,200rpm、最大トルク320Nm/1,250-4,800rpmを実現。コーナリング時のトラクションとハンドリング性能を向上させるエレクトロニック ディファレンシャル ロック コントロール(EDLC)、パフォーマンスコントロールを備えたダイナミック スタビリティ コントロール(DSC)を標準装備し、ドライビングパフォーマンスを高めている。
価格は「MINIクーパー コンバーチブル」342万円、「MINIクーパー S コンバーチブル」397万円、「MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル」483万円(すべて税込)。納車予定は「MINIクーパー コンバーチブル」「MINIクーパー S コンバーチブル」が3月末から、「MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル」が5月末からとなる。