Googleは2日、東日本大震災で被害をうけた地域のストリートビューを更新した。2015年6月から2016年1月にかけ、岩手県、宮城県、福島県、茨城県内の59市19町4村を新たに撮影した。

同社では、震災直後の2011年、震災から3年目にあたる2013年、5年目にあたる2015年に、「東日本大震災デジタルアーカイブプロジェクト」としてとして被災地のストリートビューを撮影し、パノラマ画像を更新してきた。「東北の今を知る一助となることを願う」として活動を続ける。

公開したストリートビューは、Googleマップおよび特設サイト「未来へのキオク」で閲覧可能。Googleでは、被災地の経年変化を追う動画も公開している。

Googleが新たに撮影した被災地のストリートビューの一部。画像は岩手県陸前高田市定住促進住宅(2015年8月撮影)

福島県浪江町請戸漁港(2015年9月撮影)

同日公開された、岩手県宮古市の航空写真(2016年2月撮影)

Googleが公開した被災地の変化を追う動画