俳優の小出恵介が、TOKIO・長瀬智也主演のフジテレビ系ドラマ『フラジャイル』(毎週水曜22:00~22:54)の第9話(9日放送)と最終回(16日放送)に出演することが2日、発表された。
このドラマは、漫画誌『アフタヌーン』(講談社)で連載中の累計数55万部を記録している同名コミックを原作に、医師としての技量は認められながら、偏屈で歯に衣(きぬ)着せぬ物言いから敵ばかり作ってしまう主人公の病理医・岸京一郎(長瀬)の闘いと活躍を描くもの。
現代劇の医療ドラマ初出演となる小出が演じるのは、新米病理医・宮崎智尋(武井咲)の4つ年上の幼なじみ、松田幸司役。背中の痛みがおさまらず、病院へ検査のために訪れたことで、宮崎と15年ぶりの再会を果たすが、それもつかの間、宮崎は松田の酷な診察結果に絶句してしまう。
そんな中、製薬会社の営業・火箱直美(松井玲奈)が、副作用が少なくがん細胞だけに作用するという夢の新薬"AM105"の承認のため奔走。どんなに絶望的な状況でも希望を諦めない松田と、この未承認薬の存在から、岸と宮崎は松田の命のため、クライマックスとなる"薬の闇"と向き合うことになる。
小出は「すてきなドラマに途中からではありますが合流させていただくことをとても光栄に思います」と感激。連ドラの撮影に途中から合流するのは初めてだというが、「長瀬さんはじめとてもチームワークのよい皆さまに大変温かく迎えていただき、非常に楽しく撮影をさせていただいております」と報告する。今回の役柄については「生死をさまよう、とても大切な役どころではございますが、なにとぞ一生懸命に頑張らせていただきたいと思っております」と意気込みを語った。