プラネットはこのほど、「初めての一人暮らし」に関する意識調査の結果を公開した。同調査は、インターワイヤードが運営するネットリサーチ「DIMSDRIVE」が実施したアンケート「一人暮らし」が出典となっている。1月15日から27日にかけて実施し、モニター4,400人が回答した。
「今までに一人暮らしをしたことがあるか、またそのために引っ越しをしたかどうか」を聞いたところ、一人暮らしの経験者は60.0%だった。性・年代別に見ると、20代以下では男女差が見られなかったが、30代以降では全体に男性が女性を上回り、特に男性の40代(70.0%)・50代(77.2%)ではともに7割を超えた。
「一人暮らしを始めた理由」を聞くと、1位は「進学・通学」(41.7%)、2位は「就職・転職」(26.5%)となり、男女の違いは見られなかった。3位以下の項目では男女間で違いが見られ、「実家を出てみたかったから」は、男性が8.3%に対して女性は21.2%。「ひとり立ちしたかったから」も男性の7.9%に対し、女性は17.8%と男性の割合を上回った。
「一人暮らしのために引っ越しをした」という人に、「引っ越し業者を利用したか」を尋ねると、「引っ越し業者を利用せず、自分で行った」が6割を超えた。引っ越した時の年代別に見ると、「引っ越し業者を利用した」人は、20代以下では3割程度だが、30代以上で急増。40代・50代では7割前後となった。
「一人暮らしの部屋を選ぶ際、何を重視して決めたか」という質問では、1位は「家賃」(74.9%)となり、以下、「学校・会社からの距離」(53.4%)、「駅からの距離」(40.3%)、「間取り」(39.9%)、「部屋の広さ」(39.4%)と続いた。
男女間で最も差が大きかったのは「階数(2階以上など)」で、男性(13.1%)よりも女性(30.5%)が重視する傾向にあった。次いで「治安の良さ」でも、男性(16.0%)より女性(30.0%)の方が関心が高く、防犯上の安全性が女性にとって重大な関心事であることがうかがわれる。「風呂・トイレ別々」や「収納スペース」などについても女性の関心が高かった。
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