ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞で報道された芸能ニュースをコラムニスト・芸能解説者の木村隆志が厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースを総ナメできる。

■5位:フィギュア小塚とフジ大島アナが結婚! 6歳差の姉さん女房

フィギュアスケートの小塚崇彦(27)とフジテレビの大島由香里アナウンサー(32)が結婚した。2人の出会いは2010年のバンクーバー五輪。8位入賞した小塚と現地キャスターとして派遣された大島は、徐々に距離を縮めて愛を育み、2013年には交際を公表していた。さらに、昨年7月に婚約を発表するなど順調なステップを踏み、晴れて夫婦になったようだ。

現在、大島アナは『あしたのニュース』を担当する現役バリバリの報道キャスター。小塚は父母もトップで活躍したフィギュア一家だけにジュニア誕生も期待されるが、大島アナはこの先どんな決断を下すのか。安定したアナウンス技術があるだけに、フジテレビに残ってもアナウンサーとして干されることはないだろう。

■4位:桂文枝はウソをついていた!紫艶あての「直筆誓約書」

桂文枝

先週末、20年にわたる不倫を暴いて驚かせた『FRIDAY』が続報を出した。報道を受けた文枝(72)は、紫艶(38)との不倫騒動について、「2年前に会ったのが最後」「その前も10~12年ほど会っていない」「(紫艶は)ああいうことをする人ではないので心配している」と会見で釈明。つまり暗に紫艶を「おかしいことを言う人」とウソつき呼ばわりしたのだが、ウソつきは文枝のほうだった。

2人が最後に会ったのは2カ月前。しかもホテルニューオータニで一緒に過ごしていたという。少なくとも2カ月に1度は会い続け、今月にやりとりしたLINEや文枝が「他の女性はお付き合い致しません」と書いた誓約書まで公開されてしまったのだ。

20年という年月の長さは、ベッキーと川谷絵音、育休元議員以上にゲスなのは間違いないが、もっと気になるのは中途半端な謝罪会見。涙を流しながら「妻に申し訳ない」と言っていたが、肝心の部分でウソをついてしまったのはなぜか?『週刊文春』が続報でベッキーを追い込んだように、「『FRIDAY』も同じことをするかも……」と想定できたはずだ。いずれにしても、『新婚さんいらっしゃい!』の放送がさらに痛々しくなる。

■3位:松方弘樹に脳腫瘍の疑い。要手術で長期療養か

松方弘樹

松方弘樹(73)が脳腫瘍の疑いで、コンサートの降板と主演舞台の中止を発表した。コンサートは、3月1日から6月8日まで45公演を行う大規模なものだったところに深刻さがうかがえる。

松方は「一日も早い復帰に向け、今はひとまず治療に専念させていただきたい」と話したが、所属事務所によると、今月13日に体調の悪さを訴えて精密検査を受け、そのまま入院していたという。脳腫瘍の診断を受けたとされているが、まだ検査中であり詳細は分かっていない。腫瘍は悪性なのか? 手術できる場所なのか? それによって治療方法も、療養期間も変わるだけに気になるところだ。

松方は昨年5月に自己記録更新となる361キロのマグロを釣り上げるなど、元気な姿を見せていたものの、もともとは「あびるほど酒を飲む」典型的な昭和のスター。73歳まで大病がなかったのが不思議なくらいだが、またマグロとの戦いに挑む姿を見せてほしい。

■2位:フジ榎並アナが『AneCan』モデル有村実樹と結婚!

榎並大二郎アナ(左)と有村実樹

フジテレビの榎並大二郎アナウンサー(30)とモデルの有村実樹(30)が結婚した。出会いは榎並アナがまだ慶大生だった10年前。有村がモデルをしていた現場に榎並アナがアルバイトで参加したことがきっかけになった。出会いから10年となり、有村が30歳の誕生日を迎える26日に婚姻届を提出。挙式・披露宴は未定という。

榎並アナといえば、慶大水泳部で鍛えたマッチョボディと日焼けした肌が印象的で、『バイキング』では坂上忍らからイジられまくり、タイでの現地取材では大人気となった様子がニュースになるほどの愛されキャラ。有村もモデルとしての実力に加えて、ジュニア野菜ソムリエの資格を持つなど多彩だけに、番組共演しても面白い。

フィギュア選手と結婚した大島アナに続いて、榎並アナがモデルと結婚するなど、フジテレビはさまざまな世界とのパイプを作りつつある。

■1位:渡部篤郎が30代元ホステスと再婚へ。中谷美紀とは破局

渡部篤郎

渡部篤郎(47)が30代女性との再婚を考えていることが分かった。相手は銀座の高級クラブに勤めていた元ホステスで、6~7年から友人関係だったが、昨秋から交際スタート。女性は松下奈緒(31)似の美人で、夏に結婚する可能性もあるという。

そこで気になるのは、何度となく結婚報道が流れた中谷美紀(40)との関係。十数年にわたって交際していた上に昨年2月には腕を組んで歩く写真が報道されていたが、昨夏に破局していたらしい。むしろ誰がどう見ても、破局のほうが大きなニュースだろう。さらに、中谷は4月から『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』というタイトルのドラマで主演を務めるのが何とも皮肉だ。

そして、もう1人気になるのは、渡部の元妻RIKACO(49)。渡部とは2005年に離婚したが、2人の息子がいることから頻繁に連絡を取り合っていた。ただ今回の報道は聞いていなかったようで、生出演した『ミヤネ屋』で、「お相手がいてよかった。『この先、介護が必要になったら、私がやらないといけないかな』とか思うけど、それはイヤ」とコメント。離婚から10年が過ぎたが、すっかり皮肉キャラが板についている。

□おまけの1本:おかずクラブ・オカリナ、一番よかったキスの相手

おかずクラブのオカリナ

おかずクラブのオカリナ(31)が化粧品のイベントに参加。商品のコンセプトである「恋をしかける色っぽさ」にちなんで、キスにまつわるエピソードを披露した。オカリナは「キスと言えば私」と豪語するだけあり、昨年30回以上のビジネスキスをしたが、やはり話題になるのは「SMAPの中居正広さんとキスして炎上しました」。ただ最もよかったのは、「劇団ひとりさん。キスは顔の良し悪しじゃない」「初めて唇を噛まれたんですけど、『好きな人とキスしたら腰が抜ける』というのは嘘ではないと思いました」と色っぽく話した。

「キスと言えばオカリナ」という以前に、ダチョウ倶楽部・上島竜兵(55)もいまだ健在だけに、そのうちキス芸の共演も見られるだろう。ただこのネタ、「嫌い」という人も多いことに、業界の人ほど気づいていない。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。