タレントの壇蜜が27日、東京・新宿の紀伊國屋書店新宿本店で最新書き下ろしエッセイ『どうしよう』(発売中 1,296円税込 マガジンハウス刊)の発売記念イベントを行った。
今やグラビアの枠を超えてテレビやラジオ、CMなどで大活躍の壇蜜。同書はそんな彼女が書き下ろしたエッセイ集で、自身が直面した「どうしよう」という場面を切り取りながら壇蜜流の解釈で折り合いをつける50ものパターンが記されている。
壇蜜は「日頃感じている日常の『どうしよう』の対処を自分なりに考えていて、解消法にはなりませんが不毛の心の流れを50パターン書きました。何の意味にもならないと思いますが、日常でこういうことがあるんだという事が書いてあります」と同書を解説。具体的には「恋人の名前を間違えた時の対処法もありますよ」とあげるも「結果、何も解決しません。大学出たての頃にそれが原因で別れました(笑)。当時付き合っていた人を前好きだった人の名前で呼んでみたり、お父さんの名前で呼んじゃったこともあります(笑)」と苦笑いを浮かべていた。
また、現在35歳の壇蜜に結婚の話題を振ると「もちろんご縁があるものなんですけど、今まで私の理不尽な理由でお別れしたこともありますので、前にお付き合いしていた人たちより先に幸せになるなよ! と思う自分がいます。今は成仏させるために生きているので、もう少しかかると思います。しっかり仕事をして生活している内はなかなか考えにくいですね」と今が時期ではないと話していた。