パシフィコ横浜で2月28日まで開催中の「CP+2016」。キヤノンブースのコンパクトカメラコーナーでは、2月18日に発表された新製品「PowerShot G7 X Mark II」が一番人気となっている。
「PowerShot G7 X Mark II」のタッチ&トライ
PowerShot G7 X Mark IIは、新型の映像処理エンジン「DIGIC 7」を搭載しており、ノイズリダクション処理が強化されている。説明員によると、高感度画質が1段分ほど向上しており、G7 X Mark IIのISO1600は初代G7 XのIS800に相当するレベルとのこと。そのほか、24-100mm相当でF1.8-2.8の大口径レンズ、1.0型CMOSセンサーは従来と同じだが、このモデルに合わせてチューニングが施されているそうだ。
外観では、しっかりとホールドできるようにグリップがあしらわれたのと、サイドにWi-Fiメニューを一発で呼び出せるボタン、MF時に役立つコントローラーリング操作の動作切り換えスイッチなどが目新しい点だ。
40倍ズーム「PowerShot SX720 HS」なども
高倍率ズーム機の新製品も展示。注目は、薄くコンパクトな設計ながら、光学40倍ズーム、約960mmという超望遠(35mm判換算)を実現した「PowerShot SX720 HS」だ。
昇華型の小型プリンタ「SELPHY」も新しく
コンパクトデジタルカメラのブース奥では、根強い人気の昇華型プリンタ「SELPHY」シリーズの最新モデル、「SELPHY CP1200」が展示されている。
アトラクション感覚で楽しめる8K映像体験
8K映像体験コーナーでは、前方と左右の大型スクリーンがに囲まれた状態で視聴する。映像はヨーロッパの鉄道や森の中、建物や歴史ある街並みを進んでいくのだが、大画面に映し出された映像は非常に精緻で、とにかく吸い込まれそうな感覚に陥る。途中、カメラがチルトで移動する時などは、自分が浮き上がるような錯覚すら感じるほどだ。
「CINEMA EOS SYSTEM 8K カメラ」を参考展示。スーパー35mm・8,192×4,320ドットのCMOSセンサーを搭載する。EFレンズを使用できる |
5,000lmクラスの4Kプロジェクターとしては世界最小・最軽量の「4K500ST」。8K映像のマルチ投影が可能だ |