経済産業省 資源エネルギー庁が2月24日に発表した石油価格調査(22日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.5円安い113円となり、2週ぶりに値下がりした。2009年3月30日(111.5円)以来、約6年11カ月ぶりの安値となった。

直近1カ月の動き(出典:経済産業省 資源エネルギー庁Webサイト)

ハイオク・軽油・灯油も値下がり

石油情報センターは「原油価格の下落と為替の円高により原油の輸入コストが値下がりし、各石油元売り会社が卸価格の引き下げを行ったことから、小売価格が値下がりした。来週は小幅な値動きになる」と分析している。

都道府県別にみると、2県で値上がり、45都道府県で値下がり。最も高かったのは鹿児島県の122.4円(前週123.7円)で、次いで長崎県の121.5円(同122.0円)、沖縄県の117.8円(同118.1円)と続いた。一方、最も安かったのは高知県の107.5円(同107.6円)だった。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.5円安い123.9円と、2週ぶりの値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.4円安い98.2円と、同じく2週ぶりに値下がりした。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より3円安い1,106円と、こちらも2週ぶりに値下がりした。