Native Instrumentsは、最新のアップデートにより、すべてのTRAKTORユーザーがStemsを利用可能になったと発表。また、同時に65曲のStemsトラックも無償で配布が開始された。

Stemsへの対応を可能にするTRAKTOR用最新アップデートが登場。ウェブサイトにて配布される65曲の無償Stemsトラックで、手軽にミックスを始められる

Stemsとは、同社が2015年に発表したマルチ・チャンネルのオーディオファイル。TRAKTOR最新バージョンでは「Stem View」が新たに導入され、「Stem Deck」には4つのトラックが表示されるようになった。これにより、TRAKTORユーザーは、トラックのステム(例えばドラム、ベース、メロディー、ボーカルなど)を、別々にミックスすることができる。

さらに、キーとビート検出の機能も向上しており、Mac OS Xでは新しく日本語表示への対応が行われている。本アップデートは、NI Service Centerから無料で入手が可能。さらに、同社ウェブサイトでは、65曲分の無償Stemsトラックのダウンロードも行える。