マッドキャッツは23日、センサーモジュールやパーツの交換が可能なPCゲーム用マウス「R.A.T.TM PRO X Ultimate Gaming Mouse」と「R.A.T.TM PRO S Gaming Mouse」を正式発表した。2月19日に発売済み。価格はオープンで、店頭予想価格は税別8,250円前後から。
R.A.T.TM PRO X Ultimate Gaming Mouse
「R.A.T.TM PRO X Ultimate Gaming Mouse」は、パーツをカスタマイズできるゲーミングマウス。店頭予想価格は税別25,000円前後。
全3モデルを用意し、PixArt製「ADNS 9800 レーザーセンサー」モデルをメインに販売する。Philips製「PLN2037 ツインアイ レーザー センサー」モデルと、PixArt製「PMW3310 オプティカルセンサー」モデルも用意されており、この2機種は直販の「Mad Catz ショップ」(amazon.co.jp内)での販売となる。
いずれも、後日発売のセンサーモジュールでセンサー自体の交換が可能。センサーによって解像度などを変更でき、「ADNS 9800 レーザーセンサー」モデルでは、解像度が50~8,200dpi(50dpi間隔の可変式)、加速度が最大30G、対スピード性能は最大3.8m/秒。「PLN2037 ツインアイ レーザー センサー」モデルでは、解像度が100~8,200dpi(50dpi間隔の可変式)、加速度が最大50G、対スピード性能は最大6m/秒。「PMW3310 オプティカルセンサー」モデルでは、解像度が50~5,000dpi(50dpi間隔の可変式)、加速度が最大30G、対スピード性能は最大3.3m/秒となっている。
ボタン数は10(ホイール前後含む)で、ボタン設定は任意に変更可能。設定可能コマンド数は90に達し、オンボードメモリにお気に入りのプロファイルを登録できる。解像度切り替え / モード切替 / 精密ターゲット用のボタンを装備し、リフトオフディタンス機能にも対応。パーツの外装などを交換することで、1,944通りのカスタマイズが行える。カスタマイズ用の付属パーツは、パームレスト / マウスフィート / ホイールリング / ピンキーグリップ / サムレストなど。
インタフェースはUSB。本体サイズはW88×D108×H42mm、重量は110g(ケーブル除く)。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10。
R.A.T.TM PRO S Gaming Mouse
「R.A.T.TM PRO S Gaming Mouse」は、センサーにPixArt製「PMW 3310 オプティカルセンサー」を搭載する廉価モデル。店頭予想価格は8,250円前後(税別)。上位機のデザインを踏襲しつつ低価格化した。ボタン数は8(ホイール前後含む)で、設定可能コマンド数も24に絞った。また各種パーツは付属しない。
そのほかの基本仕様は「PMW 3310 オプティカルセンサー」を搭載する「R.A.T.TM PRO X Ultimate Gaming Mouse」とほぼ共通。本体サイズはW88×D108×H38mm、重量は77g(ケーブル除く)。