レノボ・ジャパンは23日、エンタープライズ向けのシングルプロセッサ搭載サーバ「ThinkServer」TSシリーズの新モデルとして、「ThinkServer TS150」と「ThinkServer TS450」を発表した。本日より法人向けに販売を開始する。
チェーン展開する小売店舗やリモートオフィスにおける最初のサーバーといったニーズに向けた製品。初期導入コストを抑える一方で、高い拡張性によりワークロードの拡大に合わせて拡張が可能。最新モデルでは、従来モデルからプロセッサを刷新したほか、ストレージを強化し、パフォーマンスが向上している。
ThinkServer TS150
Intel Xeon E3-1200 v5ファミリを含む最新のIntel CPUに加えて、最大64GBのDDR4 ECCメモリや、ソフトウエアRAID 0/1/5/10、またはハードウエアRAIDに対応した24TBストレージが搭載できるエントリーサーバー。システム管理機能として、Intel AMT 11をサポートする。
主な仕様は、CPUがIntel Xeon E3-1200 v5 / Core i3 / Pentium、メモリが最大64GB DDR4 2133MHz ECC UDIMM、ストレージが最大24TB SATA HDD(3.5インチSATA HDD×4)、OSがWindows Server 2012 R2/2012、Red Hat Enterprise Linux 6.7、SUSE Linux Enterprise Server 11 for AMD & EM64T SP4以降。
ThinkServer TS450
上位モデルである「ThinkServer TS450」は、「ThinkServer TS150」の特徴に加えて、SATA/SASドライブにより、最大48TBのストレージを搭載可能。また、ホットスワップ対応ドライブと冗長化電源の採用、オプションで10Gbpsを含むNICに対応する。
主な仕様は、CPUがIntel Xeon E3-1200 v5 / Core i3 / Pentium、メモリが最大64GB DDR4 2133MHz ECC UDIMM、ストレージが最大48TB(3.5インチSATA/SAS×8) / 最大32TB(2.5型SATA×16) / 最大28.8TB(2.5型SAS×16)、OSがWindows Server 2012 R2/2012、Red Hat Enterprise Linux 6.7、SUSE Linux Enterprise Server 11 for AMD & EM64T SP4以降。