シグマは23日、各カメラメーカーのTTL自動調光に対応したクリップオンストロボ「ELECTRONIC FLASH EF-630」を発表した。発売日、価格はともに未定。
SA-STTL(シグマ)、EO-ETTL II(キヤノン)、NA-iTTL(ニコン)での利用が可能。ディフューザーを使用したり、バウンス撮影を行ったりしても、TTLオートで調光してくれる。照射角は24mmから200mmの範囲で設定可能。内蔵のワイドパネルを使うことで17mmの画角もカバーする。
FP発光機能を利用でき、定められた同調スピードよりも高速シャッターでも同調可能。そのほかにも、TTLワイヤレスフラッシュ機能、モデリング発光機能、後幕シンクロ機能、スレーブ発光機能などを備える。マニュアルでは128分の1まで光量の調整が行える。
操作部は十字キーと側面のダイヤルで構成。シグマのカメラ「Quattro」シリーズとユーザーインタフェースの親和性が図られている。発光部はロックフリー機構を採用。角度調整の範囲は、上が0/60/75/90度、左右が0/60/75/90/120/150/180度、下が0度または7度でだ。電源は単3形乾電池×2本を使用し、一定時間操作しないと自答的に電源オフとなる。本体サイズは約W79.4×D148.4×H121.5mm。