電子情報技術産業協会(JEITA)は23日、2016年1月のPC国内出荷実績を発表した。2016年1月のPC出荷台数は前年同月比99.9%の51.6万台となった。このうち、デスクトップPCは13.1万台(同93.6%)、ノートPCは38.5万台(同102.2%)。

JEITA発表資料「2016年1月パーソナルコンピュータ国内出荷実績」

1月におけるPC出荷台数は51.6万台。このうち、デスクトップPCは前年比93.6%の13.1万台で、内訳はオールインワン(一体型)が同95.9%の5.2万台、単体(本体のみ)が同92.2%の7.9万台となった。ノートPCは同102.2%の38.5万台で、内訳はモバイルノートが前年比87.7%の7万台、A4型・その他が同106.1%の31.5万台。全出荷台数のうちノートPCが占める割合は74.6%となった。

出荷金額は、前年比110.5%の476億円。このうちデスクトップPCは前年比100.3%の123億円、ノート型は同114.6%の353億円となった。対前年比でもっとも出荷金額が伸びたジャンルは、ノートPCのA4型・その他で120.9%。全体として台数は前年同月比並みに落ち着き、金額は上回った。

統計の参加企業は、アップルジャパン、NECパーソナルコンピュータ、セイコーエプソン、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、ユニットコム、レノボ・ジャパンの計9社。