京浜急行電鉄は22日、「新1000形1800番台デビュー記念乗車券」を数量限定で発売すると発表した。新1000形1800番台は3月4日にデビュー予定。記念乗車券の特典として、同車両を使用した貸切イベント列車に乗車できる招待券も封入される。
新1000形は2002年にアルミ車、2007年にステンレス車が登場。現在は同社の営業車両の約4割を占める主力車両となった。新1000形1800番台はステンレス車体の4両編成で、3月から2編成(1801編成・1805編成)を導入する。幅広の赤・白色フィルムをデザインして「赤い電車」のイメージを踏襲しつつ、正面に貫通路を設置した貫通形車両に。普通から快特、都営浅草線直通列車まで、京急線全線のフレキシブルな運用に対応する。
「新1000形1800番台デビュー記念乗車券」はデビュー翌日の3月5日7時から、金沢文庫駅有人窓口で販売される。金沢文庫駅からの硬券乗車券(C型・D型)4枚に専用台紙が付き、2,000セット限定で販売され、1人5セットまで購入できる。この2,000セットの中に、新1000形1800番台の貸切イベント列車に乗車できるペア招待券が150枚封入されるとのこと。記念乗車券は3月21日まで販売(売切れ次第、販売終了)される。
新1000形1800番台の貸切イベント列車は3月27日、8両編成(1801編成4両・1805編成4両)で京急川崎~京急久里浜間(久里浜工場信号所経由)を走行する。
この列車に乗車できるのはペア招待券の当選者150組300名のみ。当日は京急川崎駅に集合し、8時36分に同駅を発車。車内で貸切列車記念乗車券が配布され、新1000形1800番台グッズが販売されるほか、オリジナルグッズが当たるクイズ大会も行われる。久里浜工場信号所に9時20分に到着した後、久里浜工場(京急ファインテック久里浜事業所)にて新1000形1800番台など京急車両が整列した特別な撮影会も実施される。