テレビ東京の狩野恵里アナウンサーが21日、都内で、エッセイ本『半熟アナ』(1,296円 KADOKAWA刊)の発売記念イベントを行った。
発売中の同書は、バラエティー番組『モヤモヤさまぁ~ず2』、スポーツ情報番組『ネオスポ』などを担当する狩野アナの初エッセイ。これまでの経験やアナウンサーへの想いを綴った狩野アナは、「半年かけて書いたものが本になり、卵を産み落とした親の気分」とにっこり。「(さまぁ~ずの)三村さんはパラパラ読んだみたい。会社では『誰が読むんだろうね?』と言われてますけど……」と自虐しながら周囲の反応を明かした。
2013年に先輩の大江麻理子アナウンサーから『モヤさま』を引き継いた狩野アナは、「人生が変わりましたね。さまぁ~ずさんを含めてスタッフ全員が、温かい目で育てようとしてくれてる。大江さんのことも書かせてもらったので、直接渡しに行きたい」と心境も吐露。番組でのはっちゃけっぷりを、「ついつい調子に乗ってやり過ぎちゃう」と自省しながら、得意のニワトリモノマネで報道陣を笑わせる場面もあった。
そんな狩野アナは、「2015年好きなアナウンサーランキング」で6位にランクイン。30歳を迎える今年、フリー転身の意欲を聞かれると、「ないですね! 私はテレ東じゃないとやっていけない」とキッパリ宣言しつつ、「今後はスポーツ分野を強化していきたい。プライベートでは、毎週誰かが結婚したり、子どもを産んだりしているけど、私はまだ実感がわかなくて。ただ、人生は何が起こるか分からないので、いつ何が起きてもいいように女子力を高めていきたい」と恋愛にも意気込んでいた。