JR北海道は19日、北海道新幹線開業当日の3月26日早朝に臨時「はこだてライナー」を増発すると発表した。函館駅6時1分発の始発列車の前に、函館駅5時44分発の普通列車1本を設定する。
「はこだてライナー」は新函館北斗駅で北海道新幹線と接続し、同駅から函館駅までの区間(17.9km)を結ぶアクセス列車で、1日16往復の定期列車を設定。新幹線開業当日、新函館北斗駅は新幹線の始発列車への乗車や見送りで多くの利用者が見込まれることから、増発を決めたという。
増発される臨時「はこだてライナー」は、途中の五稜郭駅・桔梗駅・大中山駅・七飯駅にも停車。6時7分に新函館北斗駅に到着し、始発の新幹線「はやぶさ10号」(新函館北斗駅6時35分発)に余裕を持って接続できる。なお、函館駅6時1分発・新函館北斗駅6時23分着の「はこだてライナー」も「はやぶさ10号」の発車に間に合う。臨時列車の使用車両は、定期列車と同じ733系3両編成となる。
JR北海道は北海道新幹線開業に関連して、津軽今別駅(海峡線)の在来線駅としての営業を3月25日で終了することも発表された。津軽今別駅は昨年8月10日から全列車通過となっており、3月26日から北海道新幹線奥津軽いまべつ駅としての営業をスタートする。