JR西日本は19日、NHK大河ドラマ『真田丸』のラッピング列車を和歌山線・大阪環状線で運行すると発表した。和歌山線は3月1日から、大阪環状線は3月15日からそれぞれ運行開始し、『真田丸』が放送される12月までの運行を予定している。

和歌山線105系ラッピング列車イメージ。『真田丸』のメインビジュアルやゆかりの地をデザインした(画像はすべてJR西日本提供)

和歌山線・大阪環状線沿線はともに『真田丸』の舞台となることから、同作品にちなんだラッピング列車が運行されることに。和歌山線のラッピング列車は2両編成の105系1編成、大阪環状線のラッピング列車は8両編成の201系1編成を使用。両列車ともに真田信繁(幸村)を演じる堺雅人さんが登場するメインビジュアルをはじめ、堺さんの出演シーンや『真田丸』ゆかりの地などが車体にデザインされる。

105系のラッピング列車は和歌山線を中心に、桜井線(万葉まほろば線)や紀勢本線和歌山~和歌山市間も運行。3月1日に橋本駅で出発式、高野口駅で公開セレモニーが行われる。九度山への玄関口となる高野口駅では、ラッピング列車の運行に合わせて駅の装飾も実施。橋本駅も真田信繁(幸村)をイメージした装飾が施されるほか、同駅キヨスクで「お買い物キャンペーン」も行われ、500円以上購入した利用者を対象に、先着1,000名に「真田幸村 チェックインラリー オリジナルマグネット」をプレゼントする。

大阪環状線201系ラッピング列車イメージ

和歌山線高野口駅の装飾イメージ

橋本駅キヨスクも装飾される

橋本駅キヨスクにてプレゼントされる「真田幸村 チェックインラリー オリジナルマグネット」

201系のラッピング列車は3月15日以降、おもに大阪環状線で運行され、JRゆめ咲線(桜島線)にも乗り入れるとのこと。JR西日本は12月25日まで「真田幸村チェックインラリー」(大阪コース・和歌山コース・長野コースの3コースを設定)も実施しており、「好評展開中のチェックインラリーも合わせ、この機会にぜひ『真田信繁(幸村)』ゆかりの地へおでかけください」と発表している。