みずほ銀行は2月22日より、円普通預金金利および住宅ローン金利を引き下げる。普通預金金利は年0.001%とする。あわせて、外貨定期預金金利の引き上げを実施する。
住宅ローン金利を0.05~0.15%引き下げる
このたびの円普通預金金利と住宅ローン金利の引き下げは、2月16日に開始された日本銀行によるマイナス金利政策導入以降の市場動向を踏まえて実施されるもの。
円普通預金金利は、現行の年0.02%から0.001%に引き下げる。
住宅ローン金利は、みずほ住宅ローン・みずほ借り換え住宅ローン・みずほ買い替えローンの固定金利選択方式の固定適用期間2年、3年、5年の2.65%を2.6%に、同様に10年の2.9%を2.75%にそれぞれ引き下げる。
また、2月22日より米ドルと豪ドルの外貨定期預金の金利を引き上げる。米ドル建て外貨定期預金は期間を問わず0.1%の金利を、1カ月、2カ月を0.3%、3カ月を0.35%、6カ月を0.45%、1年を0.55%にそれぞれ引き上げる。豪ドル建て外貨定期預金は、1カ月、2カ月の0.65%を0.8%に、3カ月の0.7%を0.85%に、6カ月の0.8%を0.95%に、1年の0.85%を1%にそれぞれ引き上げる。
外貨定期預金の金利引き上げについて、みずほ銀行は「マイナス金利の影響で円金利が低下したことで、外貨預金に対する運用ニーズが高まっており、お客様の資産形成の多様化に応えるため」としている。
外貨預金については、22日から店頭で「外貨定期預金 おトクな金利キャンペーン」を、インターネットバンキング「みずほダイレクト」で「みずほグローバル口座 外貨定期預金金利上乗せ」を展開する。