オレンジページはこのほど、書籍『体に「いい油」をおいしくとろう! オイルおにぎり』(750円・税別)を発売した。
「オイルおにぎり」は、体にいい油とごはんを組み合わせたおにぎりのこと。NHK Eテレ『サラメシ』に登場以来、口コミで話題となり、レシピ投稿サイトにも多くの作り方が寄せられている。
同社は、近年、油の種類によっては美容と健康に役立つ効果が数多くあることが明らかになってきたと指摘。その効果を高めるためには、「いい油」を少量ずつ継続してとることが大切とのこと。オイルおにぎりは、健康によい油を継続して摂取するのに適した食べ物であるという。
また、おにぎりと油の相性も気になるところだが、管理栄養士で料理研究家の関口絢子さんは「実際に食べてみて、リッチなコクが加わったおいしさにびっくり! 」と語っている。香りもよくしっとりしており、驚きのおいしさとのこと。冷めても固くならず、お弁当や作り置きにも重宝するという。
同書では、「オリーブオイル(免疫力アップ)」「ココナッツオイル(認知症予防)」「ごま油(脂肪燃焼)」「えごま油(アレルギー緩和)」「あまに油(メンタルケア)」「米油(自律神経を整える)」「マカダミアナッツオイル(美肌)」といったオイルを使ったレシピを紹介している。
また、誰でも簡単においしく作れるポイントや、試作を重ねた末に厳選した油と具材のおいしい組み合わせも紹介。定番の鮭(さけ)や梅干しを具にしたもののほか、「オイルおにぎらず」「スティックオイルおにぎり」「華やかオイルずし」といったレシピも掲載している。