マネックス証券は2月16日、「マイナス金利政策」に関する調査の結果を発表した。対象は同社に口座を所有する個人投資家983名。期間は2月5日~8日。
マイナス金利への評価、「前向きに評価」が最多に
「マイナス金利政策」についての評価を聞いたところ、最多は「前向きに評価している」(302)がだった。次いで「中立である」(233)、「否定的に評価している」(228)となった。
「日本経済のデフレ脱却に『マイナス金利政策』が寄与するか」を聞いたところ、46.0%で「デフレ脱却に寄与しないと思う」が最も多くなった。次いで「わからない」(29.3%)、「デフレ脱却に寄与すると思う」(24.7%)となった。
「日本銀行のマイナス金利導入を受けて、投資意欲に影響したかどうか」を質問したところ、60.4%で「投資意欲は変わらない」が最多となった。以降「投資意欲が減退した」(20.5%)、「投資意欲が高まった」(19.1%)と続いた。
さらに、「日本銀行による追加金融緩和の予想実施時期」を聞いたところ、「2016年4月~6月」(35.1%)で最も多くなった。以降「当分の間ないと考えている」(26.9%)、「2016年3月」(16.3%)と続いた。