7人組グループ・超特急のメンバーが、主題歌を担当する関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『お義父さんと呼ばせて』(毎週火曜22:00~22:54)に出演することになり、このほど、東京・台場のフジテレビで、主演の遠藤憲一と対面した。

(上段左から)1号車・コーイチ、2号車・カイ、遠藤憲一、5号車・ユーキ、7号車・タカシ / (下段左から)3号車・リョウガ、4号車・タクヤ、6号車・ユースケ

「1号車、コーイチです!」「2号車、カイです!」と元気よく自己紹介する超特急のスタイルに合わせて、まるで超特急の衣装に合わせたかのような赤系ジャケットで現れた遠藤も「8号車の遠藤憲一です!」とあいさつ。慣れないドラマの撮影現場に戦々恐々の超特急だが、遠藤は「とてつもなく長いシーンは、間違ったらその瞬間から『はいもう1回!』って言って、直前くらいから始まるから」と、NGを心配するメンバーたちを安心させた。

さらに、ともに主演を務める渡部篤郎が芝居をどんどん引っ張っていくため、「とにかくテンポが速いから、いきなり来るとウォーって驚くかもしれない」と現場の雰囲気を伝えながら、「書かれている台本に、自分の言葉で乗っかっちゃえば大丈夫です。暴れちゃってください」とアドバイスした。

一方の超特急のメンバーから、28歳年下と婚約するという役柄を演じる遠藤に「若い平成の流行りをもっと身につけて…」(5号車・ユーキ)とアドバイスを送る場面も。4号車のタクヤが、遠藤がお盆で局部を隠して踊ったシーンを挙げて「毎週毎話、体を張られてるなとすごく感じています」と感心すると、遠藤は「役者になったら全員がやる訳じゃないから(笑)」とツッコミを入れながら、「俺も54(歳)なんだなぁと思いながらやってました」とボヤいた。

遠藤は、超特急が歌う主題歌「Yell」を聞きながら、毎回現場入りしているそうで、「心にキーンとくるものを感じさせてもらえるので、作品に対する姿勢が変わる。すごく力にさせてもらっています」と感謝。これを聞いた超特急は感激の様子で「ありがとうございます!」と頭を下げていた。

『お義父さんと呼ばせて』は、遠藤演じる中堅商社の独身部長・大道寺保が、28歳年下の女性・花澤美蘭(蓮佛美沙子)との結婚を決意するが、渡部演じる美蘭の父・紀一郎は、娘の結婚相手が自分と同じ年齢という現実が受け入れられず、2人が結婚したい男・させたくない男としてぶつかり合う姿を、林宏司の脚本でコミカルに描く作品。超特急のメンバーの出演は、23日の第6話以降で、どのメンバーが出演するかは、追って発表される。

ドラマのポスタービジュアル(右)をまねる一同