経済産業省 資源エネルギー庁が2月17日に発表した石油価格調査(15日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.3円高い113.5円となり、2015年9月14日以来、21週ぶりに値上がりした。
軽油は32週ぶりの値上がり
石油情報センターは「原油価格が上昇し、石油元売り各社が仕切り価格を上げたことにより、小売店舗が値上げに入った。来週は原油価格が2円強ほど下がっているので、小幅な値下げになる」と分析している。
都道府県別にみると、25都道府県で値上がり、4県で横ばい、18県で値下がり。最も高かったのは鹿児島県の123.7円(前週124.0円)で、次いで長崎県の122.0円(同122.5円)、沖縄県の118.1円(同116.5円)と続いた。一方、最も安かったのは高知県の107.6円(同107.6円)だった。
ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.3円高い124.4円と、21週ぶりの値上がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.1円高い98.6円と、32週ぶりに値上がりした。
灯油18リットル当たりの店頭価格は前週から横ばいの1,109円だった。