東芝は17日、15nmプロセスによるTLC NAND型フラッシュを採用したクライアント向けSSD「SG5シリーズ」の製品化とサンプル出荷の開始を発表した。フォームファクタは7mm厚の2.5インチサイズとM.2 2280(片面実装/両面実装)の3種類をそろえる。
容量ラインナップは、2.5インチサイズが、128GB / 256GB / 512GB / 1TBの4モデル、片面実装のM.2 2280が128GB / 256GB / 512GBの3モデル、両面実装のM.2 2280が1TBのみ。いずれもインタフェースはSATA 6.0Gbpsで、転送速度はシーケンシャルリードが最大545MB/s、シーケンシャルライトが最大388MB/s。平均故障時間は1,500,000時間。
独自の誤り訂正技術「QSBC(Quadruple Swing-By Code)」を搭載。複数のエラー訂正回路により、SSD内部で発生するさまざまなエラーに対処することで、効率的で精度の高い処理を実現するという。
なお、同じ東芝製15nm TLC NANDフラッシュを採用した製品として、グループ企業であるOCZもメインストリーム向けSSD「Trion 150」シリーズを発表している。