NTTデータは、1月15日に日本テレビ系『金曜ロードSHOW!(ロードショー)』で放送されたアニメ映画『天空の城ラピュタ』の放送時間中に、「バルス」とツイートされた数が180万を超えたことを発表した。

過去5回 バルスツイート量推移

「バルス」とは、スタジオジブリ制作のアニメ『天空の城ラピュタ』で主人公が物語のクライマックスシーンで唱える言葉。テレビ放送時に、映画の中でこの言葉が唱えられるタイミングに合わせて、Twitterなどのソーシャルメディア上で「バルス」と投稿することが恒例となっていることから、「バルス祭り」と呼ばれ、社会現象にもなっていた。

前回2013年放送時の431万と比べて総ツイート量は減少したものの、約2時間半の番組放送中に180万を超えるツイートを記録。なお、昨年の「イマツイ ツイート大賞2015」の大賞候補にノミネートされた「修造」は、1日あたりのツイート量が150万ツイートを超えることはなく、「バルス」は今年も圧倒的な強さを見せた。

さらに同社は今回、「バルス」に果敢に挑んだバルス以外の3文字ツイートを調査。「バルス」が発生した1分間における「最初の3文字」投稿を集計、「バルス相乗り3文字ツイートランキング」としてそのツイート量をランキング化して発表しており、その影響力を正確に測る試みを行っている。

また、今回の放送日前日から翌日まで(1月14日18時~2016年1月16日17時半)に、「バルス」を含むツイートのGPS情報を地図上にマッピングしたところ、日本から海外へバルスが拡散する様子が見られ、「バルス祭り」の世界的な広がりを証明する結果となった。