ANAは3月3日、国際線定期便就航30周年を記念した特別サービスを実施。日本発国際線全便にて搭乗者にANAオリジナル風呂敷をプレゼントするほか、歴代全10種類の制服をまとったCAたちが乗務する特別フライトを実施する。

現在の10代目は2014年~

ANAは昭和61年(1986)3月3日の東京=グアム線就航を皮切りに国際線を展開し、1986年からの30年間で国際線搭乗者は累計1億人を突破した。現在では世界39都市・59路線に就航している(2016年3月3日現在)。2015年度は新たに国際線4都市(成田=ヒューストン/クアラルンプール/ブリュッセル、羽田=シドニー)へ就航したほか、2016年度には中国内陸部の武漢とカンボジアの首都・プノンペンに就航する。

初代は1955年~

2代目は58年~

3代目は66年~

4代目は70年~

5代目は74年~

6代目は79年~

7代目は82年~

8代目は90年~

9代目は2005年~

3月3日に日本発国際線全便の搭乗者にプレゼントする風呂敷には、春らしく花をあしらったデザインとなっている。さらに成田発ロサンゼルス行きのANA6便は、これまでの歴代制服それぞれを着用したCAが乗務する特別フライトとなる。

日本発国際線全便の搭乗者にANAオリジナル風呂敷をプレゼント

3月3日限定企画として、過去に提供したサービスの中で人気の高かったアイテムを1日限定で提供する"復刻アイテム"も用意する。日本発欧米路線(深夜便・ホノルルを除く)のファーストクラス・ビジネスクラスでは、2013年まで提供していたANAオリジナルパフェを、日本発国際線全路線のファーストクラス・ビジネスクラスでは、2009年に提供していた水引をメッセージカードとともに提供する。

2013年まで提供していたANAオリジナルパフェを1日限定で復刻

さらに、ANAシェフによる寿司の握りサービスのほか、機内食をプロデュースしているピエール・エルメ・パリや博多一風堂などのコラボレーションパートナーが、3月3日限定で同乗して実際に機内でサービスする。

成田発ワシントン行きANA2便のファーストクラス・ビジネスクラスでは、ANAシェフが機内で寿司を握り(ビジネスクラスでは予め握って用意した寿司を希望者に提供)、成田発ロサンゼルス行きANA6便のファーストクラス・ビジネスクラスでは、ANAシェフが2013年まで提供していたANAオリジナルパフェを機内で盛り付けして提供する。

ピエール・エルメ・パリのオリジナルパフェも機内で盛り付ける

羽田発パリ行きANA215便のビジネスクラスでは、ピエール・エルメ・パリのシェフがピエール・エルメ・パリのオリジナルパフェを機内で盛り付け、同路線のエコノミークラスでは、ピエール・エルメ・パリのスイーツを配布する。また、成田発シンガポール行きANA845便のビジネスクラスでは、博多一風堂スタッフが「そらとん」ラーメンを機内で盛り付けして提供する。

博多一風堂スタッフが仕上げる「そらとん」ラーメンも登場

※路線・便によりサービスは異なる場合がある