日産自動車は16日、「#猫バンバン」活動の第2弾として、猫を愛する人々の動画を集めて制作した「#猫バンバン プロジェクトムービー」を公開した。クルマのエンジンルームやタイヤで猫が被害に遭う事故を未然に防ぐため、同社は「#猫バンバン」活動を展開している。
「#猫バンバン」とは、自動車の隙間に入ってしまった猫に、こちらの存在を気づかせるため、乗車前にボンネットをバンバンと軽く叩き、車体を揺らすアクション。毎年冬になると、寒さをしのぐためにクルマのエンジンルームやタイヤの隙間に入った猫がエンジン始動時に犠牲になってしまう事故が多発している。そのような悲劇を少しでも減らすべく、同社は乗車前に必ず猫がいないか確認し、気配を感じたらエンジンルームを確認するよう呼びかけている。
「#猫バンバン」活動は昨年11月19日に公式Twitterで発信して以来、SNS上で多くの反響を集めた。事故が多発する冬にさらなる認知拡大を図ることを目的とし、2016年1月からは「#猫バンバン プロジェクト」として本格始動している。今回、「猫の日」である2月22日に向け、活動の第2弾として「#猫バンバン プロジェクトムービー」をYouTubeで公開した。このムービーは猫を愛し、プロジェクトに賛同する人々の動画を集めて制作したものだ。
ムービーの内容は、かわいいシーンやちょっとドジな猫の日常を描いたほっこりする映像とともに、寒い冬になると暖かい場所にもぐりこむ猫の習性を紹介。クルマのボンネットやタイヤの隙間に入って暖まる猫と、「バンバン」とボンネットを叩く「#猫バンバン」のアクションを実際の映像で紹介している。