アサツーディ・ケイは9日より、2017年度採用施策「相棒(バディ)採用」を開始した。同制度は、応募が「この人と働いてみたい」と感じる社員を探し、指名すると、指名された社員が書類選考と1次面接を担当するという仕組み。また、1次選考を通過した応募者には、相棒社員がサポーターとなり、選考期間中もサポートを受けていく。

アサツーディ・ケイの「相棒採用」

応募者は同社の採用サイトの投稿や、気になった社員と話せる「相棒訪問」などのイベントで、相棒社員を探し、指名することができる。

今回の採用プロセスを導入した理由としては、採用市場における選考中の辞退者数・内々定辞退増加などの売り手市場化が上げられる。応募者が社員と接点を持つことで、従来の説明会やOB訪問等の施策よりも企業理解を深めることを目的としている。応募者からは企業の実態が見えづらいといった、日本の採用活動の課題に一石を投じる採用システムだ。