伊豆急行はこのほど、観光列車「リゾート21」のデビュー30周年を記念し、「アルファ・リゾート21」に期間限定の新塗装を施した。

「アルファ・リゾート21」期間限定塗装イメージ

「リゾート21」は観光客に伊豆の海や自然を楽しんでもらうべく、1985年にデビュー。当時は前面展望席や海側を向いた座席とともに、珍しい左右非対称の車体塗装でも注目された。現在は「アルファ・リゾート21」のほか、黒塗りの「黒船電車」、ハワイアンブルーの「リゾートドルフィン号」の3本が運行されている。

今回の新塗装はデビュー30周年に合わせ、デビュー当時の塗色であるトリコロールカラー(赤・白・青)を復活させた。同じくオリジナルデザインである左右非対称を踏襲しつつ、白を基調とした現代的なデザインとしている。7月までの期間限定で、JR熱海駅と伊豆急下田駅の間を普通列車として運行する。