保険クリニックは2月12日、男性の家計簿や貯蓄・ヘソクリに関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2015年12月28日~2016年1月6日、有効回答は20~59歳の男性500人。
既婚男性の毎月のお小遣いは平均4万2,000円
家計簿をつけた経験を尋ねたところ、32.0%が「つけた経験がある」と回答。現在もつけている人は20.8%で、特に20歳代の既婚男性では24.0%に上った。
家計簿をつけ始めたきっかけは、「節約」が69人(約30%)で最も多く、次いで「何となく」が58人、「わからない」が46人と続いた。
未婚男性に生活費を除いた自由に使える金額は月いくらか聞くと、平均は3万7,000円、中央値は3万円、最も多かった回答は1万円。預貯金をしている人は46.3%で、預貯金総額の平均は364万円、1,000万円以上を貯めている人も十数人いた。1,000万円以上の金額を除いた中央値は50万円、最も多かった回答は5万円だった。
既婚男性の毎月のお小遣いは、平均4万2,000円、最高額は50万円、最も多かった回答は3万円。
家族に秘密でヘソクリをしている人は28.0%で、平均は64万円、中央値は20万円、最も多かった回答は10万円だった。年代別の平均ヘソクリ額をみると、50歳代が59万円でトップとなり、以下、30歳代が57万円、40歳代が53万円、20歳代が49万円と続いた。
保険クリニック広報(アイリックコーポレーション広報宣伝部)によると、「ヘソクリ金額をみると『50万円以下』と『100万円以上』に集中しており、2極化しているような印象があった」という。