マツダは12日、広島市南区の本社宇品第1工場にて、11日から新型3列ミッドサイズクロスオーバーSUV「CX-9」の生産を開始したと発表した。昨年11月のロサンゼルスオートショーで世界初公開された、アメリカおよびカナダ市場向けのモデルだ。
同社の発表によれば、「CX-9」は2016年春以降、北米から順次販売を開始する予定だという。年間約5万台のグローバル販売計画台数のうち、約8割を北米市場が占める北米戦略モデルとなる。
新世代技術「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動(こどう) - Soul of Motion」を全面採用した新世代商品群のハイエンドモデルとなる同車は、ジャパンメイドの高品質なクルマづくりを通じ、機能やスペックを超えた上質な心地よさを提供。本社工場では同車の生産開始にあわせて、新開発の2.5リットル直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」の生産も開始している。