トラストバンクが運営するふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」はこのほど、2015年のふるさと納税による寄附金額・件数ランキング(速報)を発表した。それによると、2015年にふるさと納税が最も多かった自治体は宮崎県都城市で、寄附金額は35億2,718万円に上った。
寄附件数の1位も都城市が獲得
宮崎県南部に位置する都城市は温暖な気候と豊かな土壌に恵まれ、牛肉、豚肉、らっきょう、ごぼうなど農業・畜産業が盛んな地域。ふるさと納税のお礼品でも、宮崎牛や焼酎などが人気を集めたという。
寄附金額の2位は静岡県焼津市で34億9,280万円、3位は長崎県平戸市の26億7,716万円、4位は山形県天童市で25億8,418万円、5位は長崎県佐世保市で24億8,965万円となった。
寄附件数が最も多かったのは寄附金額と同じ宮崎県都城市で23万2,810件。以下、2位は山形県天童市で14万1,766件、3位は静岡県焼津市で12万6,638件、4位は島根県浜田市で10万6,114件、5位は長崎県佐世保市で10万5,285件と続いた。
同サイトのシステムをもとに、上位になりそうな自治体(都道府県市区町村含む)に問い合わせてランキング化した。集計期間は2015年1月1日~2015年12月31日(寄附件数・金額ともに収納ベース)。なお、速報は2016年1月27日時点のデータとなっており、今後順位が変動する可能性がある。