「ジャパンキャンピングカーショー2016」が11日、幕張メッセにて開幕した。「泊まれるクルマ、遊べるクルマを一堂に」をテーマに、アジア最大級という約300台のキャンピングカーが集結。「第4回キャンピングカーアワード」授賞式も行われた。
2月14日まで開催される同ショーでは、車中泊へのニーズの高まりを受け、車中泊に関する装備を充実させた新型車が多数登場。高級ホテルを思わせる豪華設備の車両、和室をイメージした内装の車両、アウトドア用の装備が充実した車両、商談スペースも備えたオフィス仕様の車両など、キャンピングカーの概念にとらわれないユニークな出展車が並んだ。国内自動車メーカーのホンダ・日産も前回に続き出展している。
キャンピングカーアワードの授賞式は2013年以降、同ショーにて毎年開催されており、今年は演出家のテリー伊藤さんが受賞した。20代の頃、オリジナルのキャンピングカーで本州を1周した経験があり、現在もクルマ7台を保有するなどカーマニアの一面も持つというテリーさん。キャンピングカーアワードの副賞として、軽キャンピングカー「インディ727」が1年間無償貸与されることになり、報道陣の前で喜びのポーズを決めていた。
同ショーはペット同伴で入場できるのも特徴。会場内にペット用のトイレも設置され、飲食スペース・休憩スペースもペット同伴で利用可能だ。ペットを意識したキャンピングカーも展示されており、大型犬を連れた来場者の姿も目立った。ステージイベントも毎日開催され、「ペット旅」「車中泊」「アウトドア」などに関するトークショーや、ファミリー・子供向けの映画上映も行われるとのことだった。
「ジャパンキャンピングカーショー2016」は幕張メッセ国際展示場1~3ホールにて開催。12日の開場時間は10~17時、13日は10~18時、14日は10~17時となっている。当日券の入場料は一般(高校生以上)1,000円、小人(小・中学生)500円。ペット同伴で入場する際、ペット1頭あたり入場料200円が必要となる。