エレコムは9日、PCなどUSBホスト側との接続端子にUSB Type-Cコネクタを採用したUSBハブを4モデル発表した。2月中旬から順次発売し、価格は2,640円から。
高機能タイプ「U3HC-A413BBK」「U3HC-DC03BBK」
高機能タイプは「USB Power Delivery」に対応している点が大きな特徴。PCを簡単に言うと、「100Wまでの電力をUSBケーブルで供給する」というもの。デバイス側には、同じくUSB Power Delivery対応と、USB Type-Cコネクタが求められる。
「U3HC-A413BBK」が備えるポートは、ホスト側と接続するアップストリーム側がUSB Type-C、USBデバイスを接続するダウンストリーム側がUSB Aコネクタ×2基とUSB Type-Cコネクタ×1基、およびUSB Type-C搭載デバイスを充電する専用USB Type-Cポート。この充電専用USB Type-Cポートを使うことで、USB Type-Cでの充電に対応したノートPCなどを充電できる。
電源はバスパワーで、供給可能電流はダウンストリーム側(3ポート)の合計で2,640mA以内(各ポート880mA未満)。インタフェースは最大5GbpsのUSB3.1 Gen1をサポートしており、USB 3.0やUSB 2.0とも互換性がある。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.11。本体サイズは約W80.0×D76.0×H11.0mm、重量は約54g、ケーブル長は30cm。
もう一方の「U3HC-DC03BBK」は、上記「U3HC-A413BBK」のダウンストリームポートに加えて、HDMI出力を搭載している。その他の仕様はほぼと共通だが、供給可能電流がダウンストリームポート(3ポート)の合計で2,550mA以内(各ポート850mA未満)となる。本体サイズは約W80.0×D76.0×H11.0mm、重量は約56g、ケーブル長は30cm。
スティックタイプ「U2HC-A4B」「U3HC-A414B」
「U2HC-A4B」は、ホスト側(アップストリーム側)との接続コネクタにUSB Type-Cを採用し、USB機器をつなぐダウンストリーム側にUSB Type-Aポート×4基を備えたUSB 2.0ハブ。最大で5V/2Aのバスパワー供給が可能(ホスト側の仕様によって異なる)。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.11。本体サイズは約W97×D22×H16mm、重量は約30g、ケーブル長は7cm。本体カラーはブラックとホワイト。
「U3HC-A414B」は、最大転送速度5GbpsのUSB 3.1 Gen1に対応した4ポートのUSBハブ。アップストリーム側はUSB Type-Cコネクタ、ダウンストリーム側はUSB Type-Aコネクタ。最大で5V/3Aという電力をバスパワー供給できる(ホスト側の仕様によって異なる)。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.11。本体サイズは約W97×D22×H16mm、重量は約30g、ケーブル長は7cm。本体カラーはブラックとホワイト。