東京メトロは8日、日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業の起工式を行った。今月中に工事に着手し、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催前の供用開始をめざす。
虎ノ門新駅(仮称)は日比谷線霞ケ関~神谷町間の国道1号と環状第2号線の交差点付近に位置し、現在の日比谷線トンネルの直下と両側を開削し、相対式ホーム2面の駅とする。2020年供用開始時には地下1階にホームと暫定の改札口を設け、2022年度の最終完成時に改札口を地下2階に移設する予定だという。
東京メトロは同事業の事業主体である都市再生機構から設計と工事を受託している。供用開始までの事業費は約170億円。