JA全農とルネサンスはこのほど、おにぎりを食べてトレーニングをすることで減量できる「おにぎりダイエットプログラム」を開発したことを発表した。2月15日からは「スポーツクラブ ルネサンス」90店舗で同プログラムを体験できるキャンペーンも開始する。
同プログラムは、米食の代表的なメニューである"おにぎり"と、身体を動かすトレーニングを組み合わせた健康的で無理なく行えるダイエットプログラム。
日本人が昔から食べ親しんできた米は、炭水化物だけでなく豊富な栄養素を含んでいるという特徴がある。また、パンよりも脂質が低いだけではなく、低カロリーで腹持ちもよい。血糖値の上昇が緩やかなため、ダイエット時におすすめの食材だという。
おにぎりは、さまざまな具材と組み合わせることで栄養を補うことができ、1個単位でのカロリー計算もしやすい。日本人の多くが欠かすことのできない米を我慢することなく上手に摂(と)って、より継続しやすいプログラムになっている。
開発過程では、モニター4名を対象に1カ月間(2015年11月中旬~12月中旬)の実証テストを行った。モニターは、管理栄養士の柴田真希さんが監修した食事(おにぎりとおかず)と、ルネサンスでのトレーニング(週2回計8回)を実践。
その結果、47歳の女性モニターは、開始時62.5kgだった体重が、終了時は57.8kgとなり、4.7kgの減量に成功した。「おにぎりは日常的によく食べるものだし、具材を選べば栄養がバランス良く摂れるから、ダイエットに適したメニューだと思います。何よりごはんをガマンしなくていいので、つらいと思わずに結果が出せました」と、コメントを寄せている。
一方、34歳の男性のモニターも1カ月で7.9kgの減量に成功。同プログラムのサイトでは、上記モニター2名の「おにぎり日記」も公開し、朝昼晩で食べた内容も確認できる。また、モニター4人の1カ月の平均減量は4.4kgだったという。
2月1日には、おにぎりダイエットのオリジナルWEBサイトをオープン。おにぎりダイエットのメリットや方法、トレーニングのやり方などを紹介している。また、2月15日からは、全国の「スポーツクラブ ルネサンス」90店舗で体験キャンペーンを開始。2月15日~29日の期間で参加者を募集し、3月1日よりプログラムをスタートする(店舗によってプログラムの開始が始まる場合もあり)。店舗ごとに定員になり次第、キャンペーンは終了する。