VAIOは4日、Windows 10 Mobile搭載スマートフォン「VAIO Phone Biz」を発表した。昨年のVAIO Phoneはどちらかといえば日本通信主導で、日本通信の各種ソリューションとの組み合わせを想定しており、OSにはAndroidを採用していた。ここでは、VAIO Phone Bizのポイントを写真でチェックしていく。
VAIO Phone Bizは、VAIOが企画・設計した製品で、製造は海外の製造メーカー(ODM)となっているが、最後の検品やチェックを、VAIOの安曇野工場で行う「安曇野FINISH」によって品質を確保している。Microsoftが中国のODMとWindows 10 Mobileデバイスの企画を行う企業を仲介する「CTE(China Technology Ecosystem)」は利用していない。
4日の発表会では、安曇野FINISHによって「VAIO」としての品質と信頼性の確保したことがアピールされた。製造工程も、アルミ合金の塊であるアルミニウムインゴットを切削加工によって削り出し、レーザーエッチングによるVAIOロゴの彫り込み、ブラスト加工など20以上の工程を経て作られたこだわりのボディだという。
背面の上部と底部はアンテナを内蔵するため樹脂製。手で持ったときにアンテナ部分に触れないように配慮した |
5.5インチフルHDディスプレイを搭載。Officeアプリの利用に適したサイズと解像度を考えたと説明 |
背面はフラット。アルミボディは質感が高い |
カメラは背面が有効画素数1300万画素CMOSセンサー、前面が500万画素CMOSセンサー。ソニー製センサーではなく、「ローからミドルレンジのスマートフォンと比べて遜色ないレベル」(同社)を目指している。右は主な仕様 |