米Googleは2月4日(現地時間)、スマートウォッチ用OS「Android Wear」のバージョン1.4の提供を開始すると発表した。今後数週間をかけてアップデートをロールアウトしていき、またカシオの「WSD-F10」などバージョン1.4を搭載したスマートウォッチが登場する。
バージョン1.4は、手首を使ったジェスチャー操作や音声操作/音声コミュニケーションなどハンズフリーを強化するアップデートだ。
手首を使った操作は、これまでの手首のひねり(カードのスクロール)に加えて、手を上または下に振る操作が可能になった。カードの詳細や設定に移動、またはウォッチフェイスからアプリメニューを開く/ウォッチフェイスに戻るといった操作を行える。
音声操作は「OK Google、」と話しかけて、Google Hangouts、Nextplus、Telegram、Viber、WeChat、WhatsAppなどのコミュニケーション・アプリで、音声を用いてメッセージを送信できるようになる。またHuawei Watch やASUS ZenWatch 2などスピーカーを備えた端末では、通話やオーディオ/ビデオ・メッセージにスピーカーを利用できる。