ウェザーマップはこのほど、第2回「さくら開花予想」を発表した。予想対象は、九州~関東・北陸・東北南部の42地点でのソメイヨシノとなる。

さくら開花前線(ウェザーマップ発表)

同社によると2016年のソメイヨシノの開花は、「平年並みか遅く」咲くところが多くなる見込み。2月は前半を中心に気温が高めで、3月も大幅な高温傾向となる予想となっている。しかし、暖冬の影響も大きいとみられるため、結果的に開花は平年並みか遅めとなるとのこと。

対象地点のうち、予想開花日が最も早いのは福岡の3月23日頃で、東京は平年並みの3月27日頃との予想となっている。暖冬による開花の遅れは、平年の気温が高い地域ほど影響が大きくなるため、九州の日本海側を除く地域や、高知などでは特に開花が遅くなる見込みだという。前回の予想からは、東京都での開花予想が1日遅れる結果となった。

今回から発表となった東北南部、北陸、長野の今年の桜は、おおむね平年並みに咲く所が多い予想となっている。大幅に開花時期が早かった去年よりは1週間ほど遅くなる見込みだが、暖冬の影響は他の地域よりは小さいと考えられている。

なお、東北北部の予想は2月18日から発表する予定となっている。