キヤノンは2月2日、ワイヤレストランスミッター「WFT-E8B」を発表した。対応するカメラはEOS-1D X Mark II。4月下旬の発売を予定しており、希望小売価格は60,000円(税別)。
WFT-E8Bは、EOS-1D X Mark IIと同時に発表されたワイヤレストランスミッター。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nに対応し、混み合う2.4GHz帯を避けた高速通信を可能としている。「WFT サーバー機能」を強化しており、接続したPCから動画のリモート撮影やAF機能の設定、ライブビュー撮影時の拡大表示などを行える。
スマートフォン用アプリ「Camera Connect」からも、カメラのリモートコントロール、画像や動画の転送が可能。スマートフォンでも快適に操作できる簡易撮影画面を用意している。
通信距離は最大約152m(スマートフォンと直接通信時は最大15m)。電源はカメラからの供給で動作。撮影可能枚数は無線LAN常温で約1,030枚。本体サイズは約W24.7×D34.1×H57mm、重量は約38g。EOS-1D X Mark IIと同等の防塵・防滴性能を有している。