元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)が2日夜に覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたことを受け、芸能リポーターの井上公造氏が3日、日本テレビ系の『スッキリ!!』や『PON!』の情報番組に電話出演し、清原容疑者の最近の様子や周辺事情を語った。
『スッキリ!!』で井上氏は「驚きました」と切り出し、2014年3月に清原容疑者が『週刊文春』で薬物疑惑が報じられたことに触れ、疑惑が事実と異なるとして提訴の準備が進められている情報をつかみながらも、その後進展がなかったことから疑問も。そんな中、清原容疑者の周辺には「アウトだよ」と証言する関係者もいたという。
昨年11月にブログを開設し、バラエティ番組の出演も増えていた清原容疑者。井上氏は「最近は仕事に対して意欲的で前向きだったと聞いていました」と語り、番組出演時に薬物使用疑惑を全面否定していたことから「このことを話題にできるということは、やっていないんだ」と判断していた。2週間前に番組で共演した際には、控室を訪れてあいさつする姿を目撃。「なんら変わりはなかった。むしろ、腰が低くなったと思いました」と当時を振り返った。
また、スポーツ新聞記者の経験もある井上氏。「キャンプがはじまって2日目に、清原和博という名選手の逮捕の記事を書く…スポーツ新聞の野球記者の気持ちは相当つらいはず」と現場の声を代弁していた。井上氏の話によると、3日付のスポーツ報知一面は、松井秀喜臨時コーチの話題から、今回の逮捕の内容に差し替えられたという。
一方の『PON!』では、「キャンプがはじまったばかりのタイミング。本人もこの時期がプロ野球界にとってどれほど大切な時期か分かっているはず。それでも、こうなることが分かっていても、子どもをかわいいと思っていても止められないのが覚せい剤」とその依存性の恐ろしさを伝えていた。