ノルウェーのOpera Softwareは2日、同社ブラウザ「Opera」の最新安定版「Opera 35」をリリースした。対応OSはWindows、Mac、Linux。同社公式サイトから無料でダウンロードできる。
「Opera 35」では、developer版でアナウンスされてきた、タブ単位のミュート機能や、ダウンロード中断時の確認ダイアログの表示、設定画面の改善などが主要機能として搭載された。
タブ単位のミュート機能は、Webサイトが自動再生する音を、タブに表示されるスピーカーアイコンをクリックすることで、タブごとに消音できる機能。また、タブを右クリックした際に表示されるコンテキストメニューに、「他のタブの音声をオフにする」項目が追加された。
ダウンロードでは、ファイルのダウンロード中にOperaを終了させる操作をした場合、ダウンロードの確認ダイアログを表示するよう改善。
また、設定画面は、従来「ブラウザ」「ウェブサイト」「プライバシーとセキュリティ」「Opera ヘルプ」の4項目だったところ、よく使われる項目をまとめた「基本設定」を新たに追加した。「基本項目」では、起動時の表示ページや、ダウンロード先、ブックマークバー、Operaのテーマ、Cookieが設定できる。