CeleronでSkylakeがさらに安く
Intelから、Skylake世代の新CPUとして、「Celeron G3920」と「同 G3900」が発売された。CeleronブランドのSkylakeが登場するのはこれが初めて。すでに7,000円台後半からPentiumが販売されているものの、安価なマザーボードと組み合わせて、とにかくコストを抑えたい向きには良いだろう。価格はそれぞれ、7,000円前後と5,500円前後。
また同じくSkylake世代のCPUとして、「Core i5-6402P」と「同 i3-6098P」も発売となっている。末尾に「P」という見慣れない文字が付いているが、P付きモデルの特徴は、内蔵グラフィックスに「HD Graphics 530」ではなく、より下位の「HD Graphics 510」が採用されていることだ。価格は23,500円~24,500円前後と15,000円前後。
ただ、i5-6402Pは、ほぼ同価格のi5-6400と比べた場合、GPUはダウングレードされている一方で、CPUのコアクロックは2.7GHz→2.8GHzへと、100MHz向上している。グラフィックスカードを増設し、内蔵GPUを使わない場合などでは、面白い選択になるだろう。
安価なAMD向けUSB3.1対応マザー
MSIの「970A-G43 PLUS」は、USB3.1に対応したSocket AM3+向けマザーボード。ASMedia製の「ASM1143」コントローラを搭載しており、バックパネルにUSB3.1タイプAを2ポート備えた。USB3.1対応のAMD向けモデルは、先日GIGABYTEからも発売となっているが、この製品の価格は10,778円(TSUKUMO eX.)と、安価であることが特徴。
また同社からは、LGA1151向けのゲーミングマザーボード「B150M MORTAR」も新発売となっている。B150チップセットを搭載したマイクロATXモデル。小型ケースで安価にゲーミングPCを自作するのに良いだろう。基板背面に赤色LEDを搭載しており、ゲーミングらしい派手な演出も可能。TSUKUMO eX.での価格は12,744円だ。