熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【羽鳥慎一モーニングショー】→【ショー】、【白熱ライブ ビビット】→【ビビット】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】、【直撃LIVE グッディ!】→【グッディ】、【ゴゴスマ GO GO! Smile!】→【ゴゴスマ】と略表記します
1月25日(月)
■「次のLINE騒動は偽ダレノガレ!」【ビビット】
ベッキーと川谷絵音のLINE流出騒動がいまだ収まらない中、ダレノガレ明美が偽物被害に遭っているという。ダレノガレは、「ツイッターで最近、私のふりをしてLINEをしている人がいるみたい。偽ダレノガレに気をつけてください」と注意を喚起。さらに、偽物に向けて、「私のふりをしている人やめてください。誰かを傷つけられたら私が嫌です」と強く訴えた。
その他にも、岐阜県職員が1万人超の個人情報を抜き出してパスワードを見破り、のぞき見していたことが発覚。押収されたパソコンから、元SDN48の福田朱子やグラビアアイドルの璃乃などのプライベート写真が出てきたという。こんな騒動が多いだけに、ワイドショーではITジャーナリストたちがフル稼働している。
■「SMAP騒動続報。中居の選曲にファンが涙……」【PON!】
SMAP騒動の"その後"を振り返る特集が組まれた。
まずは先週木曜、生謝罪後、初の番組収録に挑んだSMAP。収録中、草なぎがギターで変な音を出して大失敗し、全員で笑ってなごやかなムードになったという。その日の夜、近藤真彦の呼びかけで、SMAPとジャニーズのメンバーが集結。TOKIOや嵐なども集まって結束を深めたようだ。
さらに、中居正広が不倫騒動のベッキーと番組収録で対面。「お前も大変だな。オレたち頑張っていこうな」と自虐ネタで場をなごませたらしい。
その中居が自らのラジオ番組で流した曲に、ファンが感動するというエピソードがあった。曲名は『STAY』で、その歌詞は「この先どうしようもなくすれ違ったり、言い争いがあったりもしても、どうか道の途中で手を離そうとしないでよ。ちゃんと繋いでてよ」「大事なのは続けること。楽しいだけでいれない時も」「僕らずっと共に歩こう。永遠なんて言わないからさ、5、60年、それだけでいい」。ファンたちは「これが答えなんだよね」「涙が止まらなかった」と喜びの声が次々にあがっていた。『世界に一つだけの花』が12年ぶりにランキングトップを記録するなど、ファンのパワーがスゴイ。
1月26日(火)
■「土屋アンナが全面勝訴! カメラに20分間語った本音とは」【スッキリ】
土屋が主演舞台の稽古に参加しなかったため公演が中止になったとして、監督の甲斐智陽が損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は訴えを全面的に退ける判決を言い渡した。前回、甲斐が拒否した「土屋が200万円を支払う」という和解勧告案から一変。さらに、甲斐が動画サイトで公開した歌で名誉を傷つけられたとして土屋が損害賠償を求めた裁判でも、甲斐に33万円の支払いを命じた。事実上のダブル勝訴に驚きの声があがっている。
土屋は、「まず一番ド素直に言うと、うちのおばあちゃんが87歳で、争いごとが大嫌いな人なんですよ。だから安心させようと思います」「つらかったのは、法廷に初めて行ったときかな。人生で経験すると思わなかったことと、あとは家族かな。自分がニュースに出ているのを見ないようにしていたので、ごめんねと思っていた」「判決に満足というよりも、終わるというのがやっぱり実感かな」「2年間いいも悪いもいろんなことが流れていて、いろんな風に思わせてしまってごめんなさいと言いたい」とホッとした表情を見せた。
一方の甲斐は、「100対0でしょ。考えられない。サングラスとオレの横柄な態度がいけないんだろうけど、そんなことで白黒が変わるわけ? アンナに言いたいのは『見てろよ』って感じですよ。このままで終わらないよ。借金したって(控訴)やるよ」と怒り心頭。記者からこの発言を聞かされた土屋は、言葉を選びながらも「……ここで返したら、また返ってくると思うので、ここはだんまりしときます」と複雑な表情で答えた。まだ騒動は続きそうだ。
■「元キンコメ今野が逮捕の相方に『ずっと怒りはある』」【ミヤネ】
昨年4月、都内の高校に忍び込み、女子生徒の制服を盗んだ罪で逮捕された元キングオブコメディの高橋健一。「性的欲求を満たすためにやった」「20年くらい前からやっていた」という発言に衝撃が走った上に、先週は別の高校でも制服を盗んだとして再逮捕された。
高橋は所属事務所との契約を解除され、コンビは解散。元相方の逮捕によって単独での芸能活動を余儀なくされた今野浩喜が出演舞台の会見で、事件後初めてカメラの前に現れた。
今野は、「ご迷惑をおかけしまして、その点はすみませんでした」「(高橋に対して)いろんな人に迷惑をかけたっていう、それに対しての怒りはありますね。ずっと。今もこんな話をする場じゃないと思いますので」と厳しい表情を見せる。
ただ、ビートたけしが「今野の今後が気になる」と言っていたことを聞かされると、「そこに関してはすごくラッキーな感じがある。キタノ映画に出していただきたい。それだけは伝えてください」とニヤリ。しっかり笑いを取る芸人魂を見せた。
『下町ロケット』『真田丸』に出演するなど俳優業は順調そのものだが、「今野さんは芸人さん? 俳優さん?」と記者に尋ねられると、「それがわからない。何者なんだろうと。今は喜劇役者だと自分では思っています」「来たものこばまず」という前向きな姿勢を見せた。
1月27日(水)
■「火野正平が衝撃告白! 現在の妻とは35年間未入籍だった」【ノンストップ】
現在66歳、11人もの有名女優やアイドルと浮名を流し、「芸能界の元祖色男」として名をはせた火野。朝ドラや大河ドラマに出演するなど、いまだ俳優として活躍を続けている中、その半生をつづった著書を出版して話題を集めている。
火野は、「家族って籍を入れることをいうんだったら、(最初の妻と)籍を抜いて、今の母ちゃんと(籍を)入れてやりたいけども、籍を抜かないっていうのは、向こうにも何か思うところがあるんだろう」と告白。45年前に結婚した妻と離婚しておらず、内縁の妻と35年間結婚しないまま暮らしてきたことが発覚した。
さらに、「最初の母ちゃんにはずっと会ってない。怖いんだもん」と言いながらも、「いいんだよな、恋ってのは」と話すなど、「まだまだお盛んなのか?」と思わせるのはさすが色男だ。
■「"ヨガ天気予報"の住吉アナが再婚。きっかけはお米」【PON!】
元NHKで現在はフリーアナウンサーの住吉がブログで結婚を発表。NHK時代に結婚と離婚を経験していたため、再婚となる。
相手は岩手県出身で都内レストランの責任者を務める男性。住吉より2歳年下の40歳で、1年半前に友人主催の食事会で知り合ったという。交際のきっかけは、「彼の実家で作っているお米をお裾分けしてもらったのをきっかけに親しくなりました」。「素晴らしい方とご縁をいただき、それを育むチャンスをいただいたことに感謝する年始です」と喜びいっぱいのコメント。
住吉といえば、ヨガをしながら天気予報をする斬新な姿で話題を集めて以降、あまり姿を見かけなくなったが、結婚を機に仕事の幅が広がるかもしれない。
1月28日(木)
■「山本耕史が不動産スタッフのツイッター流出に初言及&珍提案」【スッキリ】
『食べログ』のイベントに出席した山本が、先日の騒動に初めて言及した。先日、「妻の堀北真希と不動産屋を訪れ、35万円の賃貸物件を紹介した」と店のスタッフがツイッターに投稿したことについて、「ダメですよね。時代だなと思いました」とコメント。さらに、「今後の若者のためにならないし、一文字100円にすればいいのでは? タダで書けちゃうから……一文字1000円かな?」と話して笑わせる。堀北の反応を聞かれると、「知らないかもしれないですね。フワッとしているので。(「ニュースにもなりましたが」と言われ)そうなんですか? あんまり本人たちは気にしていません」と話した。
ちなみに、新居探しについては、「借りるために行ったのではなく偵察」とのこと。現在は山本の家に住んでいるため、いろいろな部屋を見ておきたいようだ。
■「ぶりっ子・小林麻耶が歌手デビュー。まさかの高評価」【スッキリ】
小林麻耶がデビュー曲『ブリカマぶるーす』の発売記念ライブを開催。「ぶりっ子」と言われ続けてきたブルーな気持ちを込めた曲を歌い終えると、感極まった表情を見せた。バラエティ番組で歌ったときはスタジオがシーンとなるか、途中で切られるかのどちらかだったが、この日は観客が手拍子で盛り上げてくれたため感動したらしい。
歌手デビューを聞いた妹の小林麻央は、「え? 歌手?」と驚いたそうだが、「ダンスを見せたら子どもたちが喜んでくれたので、海老蔵さんが見ているテレビを消して、PVを映してその前で踊っています」と笑わせた。
曲を聴いた加藤浩次は、「ブルース感が一切ないんですよ。でも頭に残るんだよね」と意外にも絶賛。きゃりーぱみゅぱみゅの振り付け師が手がけたダンスも含め、36歳のデビューはヒットを呼ぶか。
1月29日(金)
■「ベッキー、ついに休業へ。食事のど通らずやせる一方」【とくダネ】
ゲスの極み乙女。・川谷絵音との不倫疑惑に揺れるベッキーがついに休業するという。ベッキーは食事がのどを通らずにやせる一方で、睡眠も十分に取れない日が続いているとのこと。番組出演時は、ふだん通り元気な姿を見せていたが、「心身ともに壊れる寸前。とても仕事を続けられる状態ではない」ため、所属事務所がテレビ各局の関係者に「しばらくお休みしたい」と伝えた。
休業期間はまだ決まっていないようだが、CMが差し替えられるなど影響が大きいことから、長期に及ぶ可能性もある。いずれにしても、休業したところでこれまでのキャラクターを押し通すことは難しいだけに、本人も所属事務所も悩みは深い。
■「石坂浩二が『鑑定団』降板へ。発言カットは本当か」【ビビット】
石坂が21年もの長期にわたって出演した『開運!なんでも鑑定団』の司会を降板するという。その理由は「視聴率不振と番組の刷新」とされているが、視聴率は悪くない上に刷新されるのは石坂だけというのはあやしい。
むしろ世間の目は、「2年にわたって石坂の発言がほぼカットされている」ことに向いている。これをテレビ東京は、「収録自体が長く、結果そうなっているだけ」と釈明したが、チーフプロデューサーとの確執や酒席でのトラブルなども噂されるだけに信頼性は薄い。同局屈指の人気番組であり、石坂は間違いなく功労者だけに、どんな花道を用意するのか。局としての器量が問われる。
休業に追い込まれそうなベッキーに関わらず、川谷と関わった有名人に不幸が続いていることから、ネットを中心に「ゲスノート」の呪いと呼ばれている。マンガ『デスノート』をもじったものだが、その効果が何気に凄まじい。
マイナンバーの会見で『私以外私じゃないの』の替え歌を披露した甘利大臣が辞任に追い込まれ、昨年楽曲提供したSMAPは分裂騒動、ゲスの極み乙女。が初出場した紅白歌合戦が歴代最低視聴率を記録し、Fukaseは恋人・きゃりーぱみゅぱみゅと川谷との写真をアップしたあとに破局した。まだまだ呪いを受ける有名人は現れるのか、関わりのある人たちは他人事ではないのかもしれない。
■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。