日産自動車はこのほど、「#猫バンバン プロジェクト」特設サイトをオープンした。
事故が多発する冬に、「#猫バンバン」のさらなる認知拡大を
同社は、車のエンジンルームやタイヤで猫が被害に遭う事故の未然防止のために「#猫バンバン」活動を推進。昨年11月19日に公式Twitterにて「#猫バンバン」を発信して以来、SNS上で多くの反響を得ている。今回、事故が多発する冬にさらなる認知拡大を図るため、「#猫バンバン プロジェクト」として本格始動をし、特設サイトの開設となった。
「#猫バンバン」とは、自動車の隙間に入ってしまった猫に、こちらの存在を気付かせるために、乗車前にボンネットをバンバンと軽く叩き、車体を揺らすアクションのこと。
毎年冬になると、寒さをしのぐために車のエンジンルームやタイヤの隙間に入った猫に気付かずエンジン始動をしたために、猫が犠牲になってしまうという事故が多発している。
そのため同社では、そのような悲劇を少しでも減らすべく、乗車前には必ず猫がいないかを確認し、気配を感じたらエンジンルームを確認するよう呼びかけている。ちょっとした思いやりで救える命があることを、より多くのドライバーに向け発信していくという。
特設サイトでは、同プロジェクトについてより深く知ってもらうため、プロジェクトの概要を紹介。さらにユーザーから実際に寄せられた要望に応え、「#猫バンバン」オリジナル マグネットステッカーを制作し、特設サイトより配布の応募を受け付ける。2月3日 17時まで受け付け、抽選で100名へ配布する。
同社では今後、特設サイトや同社公式ソーシャルアカウント(Facebook、Twitter)から、"冬はクルマに乗る前にボンネットをバンバン叩き、クルマにもぐりこんだ猫が逃げるようにする=猫バンバン"というアクションを促すメッセージを継続的に発信し、より多くの人に同プロジェクトに賛同してもらえるよう活動していく、としている。