マツダはこのほど、フランス・パリで開催された「第31回 国際自動車フェスティバル」にて、コンセプトカー「RX-VISION」が「Most Beautiful Concept Car of the Year賞」に選出されたと発表した。
「RX-VISION」は、2015年の東京モーターショーで世界初公開されたコンセプトカー。デザインテーマ「魂動(こどう) - Soul of Motion」にもとづき、マツダが考える最も美しいFRスポーツカーの造形に挑戦し、次世代ロータリーエンジン「SKYACTIV-R」を搭載する、マツダの夢を表現したモデルとなっている。
「Most Beautiful Concept Car of the Year賞」は、国際自動車フェスティバルが表彰する大賞のひとつで、世界中のモータースポーツ、建築、ファッションやデサインの専門家や愛好家が選考委員となり、デザインにおける創造力や新しいトレンドを最も体現しているクルマに贈られる。
ロータリーエンジンは、マツダが世界で唯一量産に成功したエンジンで、マツダの技術力の象徴といえる。次世代のロータリーエンジンである「SKYACTIV-R」を搭載する「RX-VISION」は、軽量コンパクトなロータリーエンジンの特徴を生かしてボンネットを低く設定し、理想的なクーペスタイルを表現した。