エアバスは現地時間の1月28日、イランがエアバスと新造機の購入および民間航空産業における包括的協同に関して協定を締結したことを発表。加えて、エアバスとイラン航空はエアバス機の導入(73機のワイドボディ機と45機の単通路型機)に関して同意した。
この同意内容には、導入機材の効率的な運航と運航開始を支援するパイロットや整備士の訓練、サポートサービスの提供が含まれている。さらに、イランの道路・都市開発大臣によって、イランの民間航空産業の近代化計画の一環として包括的協同の同意が締結された。
これにより、航空交通管理(ATM)の開発や空港および航空機の運用、規則に関する調和、技術および学術訓練、整備、修理、産業協力の支援が実施される。これらの同意は、1月16日に履行された包括的共同作業計画(JCPOA)および関連する規則と指標の一環として締結された。
また、イラン航空は合計118機のエアバス機を導入することで同意した。内訳は、A320ceoファミリーが21機、A320neoファミリーが24機、A330ceoが27機、A330neoが18機、A350-1000が16機、 A380が12機となっている。