説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『Apple Music、安くなりませんか?』という質問に答えます。
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Apple Musicは個人契約が月額980円、最大6メンバーのファミリー契約が月額1,480円で固定です。ドル円の為替相場が大きく変動すれば見直させるかもしれませんが、競合サービスとの関係もあり、このまま据え置かれるものと考えられます。
しかし、支払い方法を工夫することで若干安くすることは可能です。加入している間は月々の料金が発生するサブスクリプション型サービスですから、数パーセントでも節約できれば、年ベースではそれなりの金額となります。
もっとも手軽な方法が、プリペイドカード「iTunes Card」の活用です。コンビニエンスストアや家電量販店では、時折iTunes Cardの割引セールを実施しますから、そのタイミングで割引率の大きいカードを購入しておくのです。そして『iTunes Store』アプリでiTunes Cardのコードを読み取り、残高がゼロにならない状態を維持していけば、カードの割引率ぶんを節約した支払いが続くというわけです。
割引率はカードの額面とセールの条件にもよりますが、最大で10%程度を期待できます。還元方法は販売店のポイントであったり、iTunes Cardの額面に応じたiTunesコードであったりさまざまですが、家計トータルで考えれば節約になっていることは確かです。
残高を気にしながらiTunes Cardを買いおきするのは面倒、という場合には「還元率の大きいカード」で支払いするという方法もあります。一般的なクレジットカードの還元率は0.5%ですが、1%、1.5%というカードも存在します。iTunes Cardと比べると実質割引率は見劣りするものの、購入や登録の手間を考えると悪い選択肢ではありません。